家計のため働き続けるしかなく、長男を初めて保育園に預けた日、罪悪感でいっぱいだった。
3歳になる頃、爪噛みが始まって、私のせいだと自分を責めた。
そばにいたかった。
今年、夫の仕事が安定してパートに切り替えた。
長男小2、次男年長のタイミングだった。
遅いよな…って思う。
でも、絶対に子育てに後悔したくなかった。
自分が親に対して抱いた絶望を自分の子に味あわせたくなかったし、自分がそんな親になりたくなかった。
この本を読んで、私は間違えてなかったと確信した。
退職したことで広がる世界があったし、何より時間に余裕があることがこんなに子育てに影響せるなんて思わなかった。
未来を担う子どもたちに一番手をかけ時間をかけてあげなきゃいけない。
私の手を離れるまで、愛をたくさん与えてあげたい。
でも、本当はこんなずるいママをいつも許して愛してくれる子どもが一番偉大なんだ。
その愛に、社会も甘えてると思う。