ずーあさんの感想、レビュー
ずーあ
離婚弁護士のお話です。 読んでいて勉強になります。 モラハラとか教育費とかLGBTQの方の離婚とか、最近耳にすることが多くなった事柄を題材にしていて、面白いしサクッと読めました。
新川 帆立
新潮社
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「悪い夏」が面白かったのでこちらも読んでみました。 とても面白かったです。 夜ふかしして読んでしまいました。 小学校の事件の話のわりにシングルマザーのアキの恋愛?の描写が多いなぁ、と思っていたらまさか最後そう繋がってくるのか…!という。 「悪い夏」が誰も幸せにならない終わりだったのでこれもそうだったらどうしようとドキドキしながら読んだのですが、小太郎もアキも先生も助かってよかったです。 最後、再婚したのには個人的にちょっと…でしたが。 他の作品も読みたいです。
染井 為人
とても面白いです。 同じ世代なので自分の大学生活を思い出しながら読んだのですが、いかに自分が大学生の時何もしてこなかったかを思い出してなんとなく惨めな気持ちになりました。 もちろん本のせいではなく自分の問題です! 頭が良くて友達が多くて素直に羨ましいという気持ちになりました。
朝井 リョウ
とても面白くて、すぐに読んでしまいました。 他の作品も読んでみたいです。 内容は、生活保護に対する問題提起の作品かと思いきや、なんだか話が違う方向に進んでいき、救いようのない最後を迎えるお話です。 守が生活保護のシングルマザーに恋をしてしまう時点で「それはよくないだろ〜!」と思ってしまうのですが、そこからの落ちぶれっぷりが哀れすぎて…。 もともと善良な市役所職員だったのに…。そこまでしなくても…。 真面目で正義感溢れる(と思わせてくれた)守の同僚も実はただのメンヘラだったり、本当にまともな人がいないです。 最初イライラしながら読んでいた不正受給のオジサンが最後まともに思えてくるから不思議です。
あまり題名には惹かれなかったものの東野圭吾さんだしなぁと思ってよんでみた作品です。 東野圭吾さんの作品だけあって、読み始めるとどんどん続きが気になってしまいます。 最後がとっても良かったです。千舟さんの病状とか悲しいところもあるけれど誰も悪い人がいなくてじーんとくるお話でした。 でもレイトが、こんな子いる?という印象でした。貧困も経験し犯罪を犯してしまうような愚かさもありながら、とっても素直で弁が立つ若者…っていう若い子がうまく想像できなかったです。
東野 圭吾