夜また夜の深い夜
桐野夏生
幻冬舎
作品紹介、あらすじ
私は何者?私の居場所は、どこかにあるの?どんな罪を犯したのか。本当の名前は何なのか。整形を繰り返し隠れ暮らす母の秘密を知りたい。魂の疾走を描き切った、苛烈な現代サバイバル小説。
感想やレビュー
なんとなく、路上のXのイタリア版、という印象を抱きました。とても面白かったです。 マイコが家出してからはハラハラで、なぜ隠れるように暮らしているのか、謎が解けていくところから面白くて一気に読みました。 エレンが亡くなっちゃったのは残念だったけれど、母親とのわだかまりも解けてハッピーエンドな終わりが良かったです。
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