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あきおさんの感想、レビュー

1ヶ月ほどかけて読み終わった。 まるで黒人に対する人種差別のような現在にまで至る障害者に対する差別問題。自分自身が決してその枠外にいるとは考えられない実態 そして、絶望。横田弘さんは今のこの時代をどう見るだろうか。4月から支援学校に転勤しこの子たちの学校での生活とその周辺での生活に日頃から 思いを巡らせ たいその家族がどのような思いを持って彼らに関わっているのかということを考えてきた。 彼らの暴力に触れると おそらく彼らの彼女らの周りの人たちは大変な思いをしてここまで関わってきたのであろうと 想像をはるかに超えるおびただしい時間に思いを馳せるが ただやはりだからと言って障害者である子を殺す 母親が 断罪されなくても良いわけではなく そこに対する投げかけ 問いかけはそれでも健全者と同じ立場として語られなければならないと痛感した。 障害を持っていても病を持っていても生きていて良い命であり生きることを否定されてはいけない命である。

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