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ぜんぶ運命だったんかい

ぜんぶ運命だったんかい

笛美

亜紀書房

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作品紹介、あらすじ

しゃかりきに働いても男には差をつけられ、女子力をつけろと言われる。日本社会が生きづらいのは、男仕様に作られているから。フェミニズムが新しい世界の見方を教えてくれたよ!#検察庁法改正に抗議しますのTwitterデモ仕掛け人による、初の著作!

感想やレビュー

完読。 ブルース・ウィリス主演のアクション映画を見たあとのような到達感、そして満足感。 モリカケ問題あたりからなんだか政治が騒がしいなと感じていた、でも何が悪いのか全くわからなかった 私も含め民主主義の素人たち必見。男の私にとっても何だかものすごく引きつけられ、そしてフェミニズムのイメージを180度変えさせられたエッセイだった。 初めはなんだか文の書き方があまり上手ではないなという感触でバリバリのキャリアを進む 女性がどのように 男社会で軽視されているのかがわかる ある意味で とても明るいとは言えない ストーリーが続いた。 しかし途中から筆者は大きな転機を迎え、自分が過ごしてきた社会がいかに男性優位社会であったかを痛感させられることとなる。 そこからまたフェミニズムへの筆者の考えが大展開されるのだろうかと思っていたら 政治の話に大きく変わる。読んでいてそこからのスピード感は本当にすごかった。元々 筆者のことを知らなかった私にとってはにわかに信じがたいほどの快挙が成し遂げられる。 フェミニズムが女性優位主義だと勘違いしていた昨日の私にバイバイ。

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