愚里虎さんの感想、レビュー
刀白げんやと呼ばれる推理作家の研究室に入り浸る天弓馬人(怖がり)ととうじょう愛(女子大生)が祖母からの手紙に書かれた怪異について、愛が天弓に伝え、怖がりながらも天弓がその怪異を解いていくというスタイル。 たくさんの怪異があり、1つ1つにしっかりとしたホラー要素はあるものの、全体的にあんまり楽しめなかった作品であった💦 作者の三津田さんの作品は初めてだったので、エピローグで、天弓と愛が後に結婚して、孫の俊一朗が主人公の死相探偵シリーズができるらしく、祖父の天弓が怖がりなことや、愛の祖母が降霊できて、のちの愛染様と呼ばれるなどのエピソードが描かれてあって、ずっと三津田先生のおっかけなら、楽しめるのではないか思う。
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