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家族解散まで千キロメートル

家族解散まで千キロメートル

浅倉 秋成

KADOKAWA

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作品紹介、あらすじ

古い実家を取り壊して、家族ばらばらに転居することになった29歳の喜佐周。引っ越し直前、いつも家にいない父を除く家族総出で片づけをしていると、倉庫で不審な箱が見つかる。中には世間を騒がせる“青森の神社から盗まれたご神体”にそっくりのものが。「いっつも親父のせいでこういう馬鹿なことが起こるんだ!」過去のとある出来事により、父の犯行を確信する一同。返却し許しを請うため、ご神体とともに車で青森へ向かう周は、道中いくつかの違和感に気づく。もしかしてー「父さんは犯人になれない?」

感想やレビュー

家族の再生と破壊について書かれた作品 お父さんは昔近所のお菓子屋の娘と不倫現場を母と子どもたちに目撃され、以来、家の中に居場所がないお父さん。 母は寺に多大な寄付金をする始末 兄はお金がないが、見栄っ張りで高い車を購入 そんな中、家族の再生を願ってた弟(主人公)の姉が結婚することに。その旦那は超インテリ!! そんな家族の倉庫の中に、東北の神社から盗まれた仏像が見つかった、、、ニュースで知ると、そこの住職は今夜の除夜の鐘までに仏像を返せば不問にすると発表! 車を確保し、東北までの大移動!! 途中でパンクにあうわ、謎の車におそわれるわ、住職には怒られるわ、、、 家族の再生と破壊の物語 なかなかに面白かった作品でした

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