ほしせんせいさんの感想、レビュー
ほしせんせい
ミステリーとしての完成度が今までいちばん高い。長編と言っても差し支えないページ数だけど無駄なところが一切なくワクワクしながら一気に読めた。今までの作品を読まなくても楽しめるし、呼んだらより関係性とかにニヤニヤできる絶妙なバランス。
米澤穂信
東京創元社
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移動図書館を中心とした利用者視点や本館司書視点で書かれる短編集って感じの話。 落ち着いた雰囲気の本で安心した気持ちで読める。 実際にある本の名前が出てきたりと面白いなと思うところも多い。 少しその回の主になる人視点の書き方が単調。頭に入りにくいので時間ある時にゆっくり読むのがいいかも。 4つめのじいさん2人とこども2人で謎解きする話が一番良かったのは単純に好みかもしれない
大崎 梢
オチや展開が予想通りだった。短めの話だから読みやすさはあった
湊 かなえ
精神を病んで病院で過ごす人達の自然な本当にどこかであるそういう話なんだろうと思う。 コメディチックに描かれた劇の章は特に面白かった。チョウさんの過去の話も艶めかしいながらもどこか悲しげでどこにでもあるひとつのドラマなんだろうと思わされたし、病人ある意味で仲間の失踪も、この先のコメントが上手く言葉に出来なかった笑 とにかく面白かった。
帚木蓬生
最近読んだミステリーの中では1番面白かった。 純一が犯行に関わっているんだろうな〜というミスリードがずっとある中でたとえそうだったとしても面白い展開と書き方。 宮部みゆきの感想内にあった何気ないキャラの「ミステリー小説が好きなもので」という粋なワードセンス。 どれを持っても良かった。 そのうえで破談しない意外なところの犯人。 とても面白かった
高野 和明