ニックネームが設定されていませんさんの感想、レビュー
ニックネームが設定されていません
んー。 昔こんな方々が居たんだね。 って。平たく思ったけど。そりゃ絶えて当然だわ。知恵と力でその後のし上がった人は居ないのも頷ける。 序盤も入り込みにくかった、淡々と読み飛ばした感じ。
林 真理子
文藝春秋
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歌舞伎があちこちに見えて、お話も歌舞伎の本になりそうな筋で、歌舞伎好きがから尚一層楽しかった
永井 紗耶子
あー、この事件なんとなく覚えてる。 医学部に入れようと何浪もさせてその後も支配されて、母殺した話。 殺人を告白した、牢の中で自己肯定出来たこと、弁護士さんの、人の心に触れて心を動かされた事、ちょっと救われた、そんな本。
齊藤 彩
舅仁左衛門様、夫孝太郎の梨園の妻、千之助君の母の不倫の林真理子的な本。 歌舞伎好きだから興味本位で読めたし、はー、雲の上界ってあるのねぇ…って思うけど。 こっち側からだけ見て書いてるから、梨園がわからは違う話しなんだろうなって 話し。 「尽くす体質」の人なんだな。
最後は読みながら嗚咽した。涙が止まらなかった。 ファンタジーだとは思うけどそう思わせる魅力が、多聞にはあった。懸命に生きる、いわばどん底の人に寄り添い力を与えそして自らの役目を全うしようと一途に伝え進み続ける。もーね、ダメ、想像出来るその瞳にやられ続ける。 声上げえ泣いたわ。
馳 星周