木挽町のあだ討ち

久々に極上の時代小説を読んだと、大満足の一冊。 最後まで読んで、タイトルににやりとさせられる。 木挽町に生きる人たちが、揃いも揃ってひと癖あるのがたまらない。

面白かった 流石直木賞を取った小説

歌舞伎があちこちに見えて、お話も歌舞伎の本になりそうな筋で、歌舞伎好きがから尚一層楽しかった

木挽町であった武士の仇討ちを見ていた人を一人づつ尋ねその様子をききまたその人の生きざまをたずね歩く物語生きざまが面白い

芝居好きにはたまらないおもしろさ。時代物とミステリーの両方を存分に楽しむことができた。そして小気味よく読後感がよい。

期待していた以上におもしろかった。 仇討ちを、それを見ていた人にインタビューするという形式で話が進むのだ。