李王家の縁談
林 真理子
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
「こうなったら、まあさんのお相手をすぐに決めなくてはなりませんね」方子は十四歳になるが、婚約するのに決して早過ぎることはない。皇族の娘は生まれ落ちた時から、配偶者を探し始めるのが常である。しかしもしかしたら皇太子妃にという輝やかしい枷が、梨本宮家の動きを鈍くしていたのである。伊都子は再び頭を働かす。あの宮家、あの侯爵と親の顔と息子たちの年齢を思い浮かべる。宮家の妃が娘のために奔走した縁談の内幕とは?
感想やレビュー
んー。 昔こんな方々が居たんだね。 って。平たく思ったけど。そりゃ絶えて当然だわ。知恵と力でその後のし上がった人は居ないのも頷ける。 序盤も入り込みにくかった、淡々と読み飛ばした感じ。
好きな時代なのでおもしろかった。皇室、思ったより、複雑で心病みそうだなあ、、、😳