昨今は当たり前になったアプリ婚活とその先の結婚について、固定観念の親世代からの風当たりも感じさせつつ、現代の私たちはどうやって結婚相手という人生のパートナーを選ぶのか?という本音の仕組みまで解剖している話
自分は婚活していないから関係ないとかではなく、誰だって計算して相手を選んでいる部分はあるし、人は言いたくないそれなりの過去があるうえで今目の前の人と対峙しているんだ、ということを改めて思った最後はなんだかんだでロマンティックで大円団という終わり方でよかった。主人公が最初は妥協で選んだような展開だったが、このストーリーを通して相手の素性が明らかになっていくうちにある意味共犯として共鳴していき、ある種の愛情が確かなものになってく過程は面白かった。