1922年生まれの柚木沙弥郎さんの歩みを1歳1ページごとに出来事と写真で綴られた1冊。特に90歳過ぎてからの沙弥郎さんのお言葉はシンプルだけれども実績があり多くを経験してきたこの方が語るからこその重みがあり心に響いた。この本をきっかけに柚木沙弥郎さんを知り、作品を見てみたいと思った。
「93さい その時の”ステージ”のような、自分の立ち位置を見定めなければ、長く生きることはできないのではないだろうか。」「98さい (パンデミックを受け) そのなに焦らずに、立ち止まって、一人一人の人間が今自分がどういう考えを持っているかっていうことをしばらく考えてみなさい」