トオルさんの感想、レビュー
トオル
再読の一冊。 結末を知っているのに続きが気になる、知っているからこそ細部に驚く、といった楽しみ方をしていたら、500ページがあっという間に終わっていました。 帯に『古典にして、大傑作!』と書いてありますが、まさにその通りの名作です。
殊能 将之
講談社
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有栖川有栖に関する内容をお題として、人気作家7名が描き下ろしを行った豪華なアンソロジーです。 どの作品も面白く、とても読み応えのある素敵な一冊でした! その中で特にお気に入りなのが以下2作です。 『クローズド・クローズ』著:一穂ミチ 『有栖川有栖嫌いの謎』著:夕木春央
一穂 ミチ/今村 昌弘/白井 智之/青崎 有吾/阿津川 辰海/織守 きょうや
少し読んで「精神的に読むのに時間かかりそう」と感じましたが、重すぎないで読み進めることが絶妙な展開に、気が付いたら読了してました。 同じことでもタイミングによっては全然違う結末になることの怖さと、誰にでも起こり得ることであることを感じ、教訓にもなる一冊でした。
近藤 史恵
ネタバレになりそうなので、深くは書けませんが「紙の本だから出来ること」と書いてあった帯の通り、とても凄い仕掛けを施していました。 面白くて驚きもあった、読んで良かったと思える一冊です!
藤崎 翔
広報部に配属されて二年目に突入した進藤結子を描いたシリーズ第ニ作。 一作目と同様に謎解き要素もありつつ、帯の通り仕事と恋(?)に奮闘する結子を読むのが楽しかったです。 最後の終わり方は非常に気になる形で終了。11月に三作目が出版されるようなので、早く手に取りたいです。
天祢涼