偽りの家 家族ミステリアンソロジー
若林 踏/赤川 次郎/小池 真理子/新津 きよみ/松本 清張/宮部 みゆき
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
印刷所の職人・宗吉は、ある日、愛人との間にできた3人の子供の存在を妻に知られてしまう。激怒した妻から子供を愛人のもとに返してくるよう命じられるが…(「鬼畜」)。仕事ができず辞職を迫られる捜査一課の刑事。夫の窮地を救うため、妻は隣人夫婦のトラブルからある恐ろしい計画を思いつく(「本末顚倒殺人事件」)。家族の抱える秘密が、時として背筋が凍る結末を呼ぶ。様々な家族の歪みを描く、傑作アンソロジー。
感想やレビュー
どんな家庭にも一つや二つ秘密はある!? でも、ここに収録されている6つの家族の作品は、その斜めをいくかな??笑 様々な家族の歪みを描いたアンソロジー 私の推しは、 *本末顚倒殺人事件(赤川次郎) *不文律(宮部みゆき) です(*・∀・*)
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古今東西の様々な家族の形を少し怖い形で描いている作品を集めたアンソロジー。 初めて読む作家や、今とは雰囲気が少し違う作家の作品などを手軽に読むことができて面白かったです。 特にお気に入りは『本末顛倒殺人事件』と『裂けた繭』です。
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