Bookstand
Bookstand

ゆりんごさんの感想、レビュー

本一冊の半分以上が、佐久間と樹理のやりとりであり、誘拐と思わせる物語だった。結局は樹理は妹の千春であり、佐久間には偽名を名乗っていた。佐久間の考えていた2人だけの誘拐ではなく、父親の葛城に情報は漏れていた。佐久間の指示の元、誘拐ゲームは終わり、樹理(千春)を家に帰したと思ったら、実は樹理は樹理でないことに佐久間は気づく。これは、一冊の3分の2を読み終わったあとに、発覚し、私自身も驚愕だった。結局、千春は義理の姉樹理を殺害し、それを隠すために行ったことであった。殺害してすぐ千春は父親の葛城にそれを伝え、葛城は隠蔽に協力するということであった。そのタイミングで、佐久間が現れた。 急展開であった。今回は犯人視点からの物語であり、新鮮であった。これでやっと佐久間もゲームの負け?を知れたのかなと思った笑

ネタバレを読む

ゆりんごさんの最近の感想、レビュー

App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう