想像を越えて、面白かった。姉の思いが切ない。

時間軸もずれているのだろう…と、思いながら読む。人物の描写がキャラに頼っていないのがいい。

静かなグランドや教室を思い出し、切なくなった。済美の矢野泰二郎が、「内山って、どんな選手でしたか？」と、最後に聞いた場面で泣けた。もしかすると、甲子園で同じ保守として戦った相手。部活って、何が正解なのか？考えさせられた。