コンビニ兄弟3
町田 そのこ
新潮社
作品紹介、あらすじ
推しが門司港にやってくる!?コンビニ店員中尾はアイドルの来訪に歓喜するが、彼には深刻な悩みがあった。故郷を遠く離れ、ホームシックに陥った専業主婦の佳織は、男を豪快に振るド派手な女性に出会う。かつてツギを深く傷つけた魔性の女の要求は「偽装恋愛」で…。北九州門司港の小さなコンビニを舞台に、大人たちの物語が幕を上げる。元気がもらえる大人気シリーズ第三弾。
感想やレビュー
不穏な登場のしかたをした神崎華は、やはりテンダネス門司港こがね村界隈の住人だった、というシリーズ第三巻。 圧巻は第三話だが、軽いタッチの第一話も捨てがたい。『いせマス』と『ゴブ嫁』は本当にありそうで怖い。光莉さん、好き。
華に嵐、一番良かった!!華ちゃん、優しい。
中尾光莉(子持ちのコンビニパートでWeb小説家) 志波三彦コンビニ店長 フェロモンお化け 廣瀬太郎 コンビニバイト大学生 志波二彦 三彦の兄何でも屋 采原或る ラノベ好きのアイドル光莉の推し Quickのメンバー内では目だだない 志波樹恵琉 志波兄弟の末っ子 神崎華 華の姉が二彦の元カノの翠 華が人生をかけた夢が叶おうとした時に、翠に骨髄移植が必要になり夢を断念…(その時に二彦に代償としてセックスを要求する。華は元々二彦が好きだった)華と翠の姉妹は親に差別されて育てられた。二彦と翠は華との事を知った翠の狂乱で別れた。二彦は翠が助かる事だけを望んだが、後に華が夢を断念した事、姉妹差別の事等を考えて、華のあまりに辛い人生を思い、二彦自身は華に禍根は残していない。今回の第3話で翠の結婚を知らせ、翠が幸せになっている事を知り、更に華への好感が増す展開。 そして、翠の結婚式に連れ出された太郎は華に恋をする。 今度の3は店長よりも周りのキャラ達が、活躍する。采原或るも光莉の推しというだけではなく、自分から積極的に光莉達のコンビニに関わって来て、テンダネスを取り巻く人々が更に面白くなって来た。 作者は三彦を書くのに疲れたのかな?其れよりも周りの濃いキャラ達に引っ張られて、そちらを書く方が楽しいのかも…ともあれ、今回も面白かった😂
みんな悩んでる。でも強く生きている。