ライオンのおやつ
小川 糸
ポプラ社
作品紹介、あらすじ
余命を告げられた雫は、残りの日々を瀬戸内の島のホスピスで過ごすことに決めた。そこでは毎週日曜日、入居者がもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる「おやつの時間」があったー。毎日をもっと大切にしたくなる物語。
感想やレビュー
末期癌のホスピスのはなし。温かい話。
ライオンの家、私も人生の最後はこんなホスピスに入りたい。結局、人間は最後は自然に近いところが一番居心地いいのかもな。葡萄畑、海、光、目に浮かんで癒される文章で堪能しました。
主人公 海野 雫 はガンになり瀬戸内のホスピスに入所することになった。その中の生活を通して、自分の最期を看取ってくれる家族・周囲の人々の存在の大切さなどを知っていく物語😌命の灯火が消えかけようとしている時、自分に何ができるのか、周りに何を求めるのか、助けてくれる存在はいるか…などを深く考えさせられた作品😢
ネタバレを読む
2022/12/23図書館、12/29 余命わずかの33才の雫か瀬戸内海のホスピスで不本意ながら幸せ溢れる死を迎える話。育ての父との帰りの🚗の中で妹が「人生の中で何回でもおかわりしていいこととそうでないことがあるのだということがわかる」の場面は泣ける。 ライオンのおやつの意味も良い。 2024/7/16意味を忘れたのでまた借りて確認!ここはライオンの家、ライオンは百獣の王だがもう敵に襲われる心配がなく安心して食べたり寝てもいい場所なので😝
切なかったけど最後まで雫の視線で書いてもらいたかった。
〇