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戦争は女の顔をしていない

戦争は女の顔をしていない

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ/三浦みどり

岩波書店

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作品紹介、あらすじ

ソ連では第二次世界大戦で百万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかったー。五百人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞受賞作家のデビュー作で主著!

感想やレビュー

つまらない。 第二次大戦での従軍女性軍隊の人達のルポルタージュ。断面的で読み手として感動はない。

「同志少女よ敵を撃て」を読み、ソ連の女性兵士の存在を知り、この本を読んでみようと思いました。 悲しくて、残酷で、読み進めるのが辛くなる場面がいくつもありました…。 親を殺された、小さい子供を殺された、拷問された等… 戦争が終わっても女性兵士への偏見や、PDSDで心の平穏は訪れていない様子でした。 社会主義国なので語ることも許されてこなかったという…。 翻訳されている文章が苦手なのと、話した言葉をそのまま文章にされている感じなので少し読みにくいのですが、それがリアルです。 なんて私は平和ボケしていて無知なんだろうと思わされました。

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