ニックネームが設定されていませんさんの感想、レビュー
ニックネームが設定されていません
無理に長時間集中するのではなく、短い時間で集中、休憩を繰り返していけばよい。
佐々木 俊尚
東洋経済新報社
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子どもの気質は遺伝子に組み込まれていて変えられない、その遺伝に適したチューニングをすることでその子の才能を引き出すという、これまで読んできた育児本にはない新しい視点の本だった。 ただ、興味深くもあるものの、私の場合、娘の嫌なところは自分からの遺伝で変えられないという悲しい事実を思い知らされる感じで、読んでいて気持ちが沈むこともあった。 (この時点で私は子どもにいろいろ期待してたのだろう…) 私にとって良かったのは、気性の激しい子どもを見ても親の子育て云々の偏見なく見れるようになったこと、自分の娘が癇癪を起こしても本人だって自分の気持ちをコントロールできず辛いんだ、という目で見れるようになったことだ。
ダニエル・ディック/竹内 薫
子育てについて本気で考えるなら一度読んでみる価値がある本だと思う。 私自身これまで何冊か子育てに関する本を読んできたが、(必要であればするけれど)必要以上に子どもを叱らないというスタンスが強調されている印象を持っていた。対してこの本では、もちろん理由も大事だけど、叱ること自体の子どもに与えるプラスな影響などについて説明されており、自分の子供時代を思い出しても納得感があった。 また、理想の親像についても改めさせられた。フランクな親子関係がよい、子供に声を荒げることはあってはならないと思ってたけど、しっかり縦のラインを作り出すことが大事なのだ。 この本で学んだ「母性愛」「父性愛」を意識して今後の子育てをしていきたい。
井上 顕滋
子ども、加えて自分の自己肯定感を高める取り組みを、ワーク形式でいくつか紹介してくれている本である。 ワークだと取り組むのに若干のハードルを感じるが、なぜそのワークが必要なのかという、自己肯定感の醸成に必要な考え方のベースは参考にできると思う。 個人的には、「お母さん」像が強すぎて少し抵抗を感じるところもあった。 読んでいて一番大切な考え方だと思ったのは、「子どもは親を模倣する」というところ。つまり、親が自分を認めてあげられなければ、やはり子どもも似てくる。自分の嫌なところは気をつけていても知らずと子どもにも受継がれているのだと思う。(私自身も心当たりがある。) だから、私もこれまで以上に自分を認めていきたいと思ったし、自分の嫌いなところは本気で変えようと思った。自分自身の性格は変わるものではないと思ってたけど、こういう風に大切な目的があって、変えたいと本気で思えば変えられるはず。
ばなな先生
メールが送信され、相手に届くまでに登場する各種サーバーやセキュリティ担保の技術についてわかりやすく書かれている。 概念的な説明だけでなく、Linuxでの実装についても紹介されているためイメージがしやすかった。 ただ、セキュリティに関する技術はまだ頭に入りきっていないため、その技術が必要となった課題と紐付けながら、何度か読み返したいと思う。
増井 敏克