すだれさんの感想、レビュー
すだれ
殺し屋だらけの博多が舞台。基本手が汚れていない人は出てこない。
木崎 ちあき
KADOKAWA
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亡国の王妃という、少女小説にしては攻めた設定の主人公が新鮮。 最後はコバルト文庫らしい大団円。
白洲 梓/池上 紗京
カリスマアイドル赤羽瑠璃を中心に据えた連作小説。 それまで恒星のように光輝いて、各章でそれぞれ存在感を見せていた赤羽瑠璃(通称:ばねるり)だが、最後に満を持してばねるり本人の物語が語られる。その内容にある意味びっくり。是非最初の章から最後の章まで、あまり時間を置かずに読んでほしい。
斜線堂 有紀
オカルトミステリの力作。 オカルトは舞台装置の精巧さがものをいうが、そこは完璧。呪いによって失踪してしまった人たちの共通点はなにか、なぜその呪いが発動してしまったのか。数々の疑問が、張り巡らされた伏線によってきれいに回収されたのはお見事。
上條 一輝