最後の王妃
白洲 梓/池上 紗京
集英社
作品紹介、あらすじ
ルクレツィアは、15歳でアウガルテン王国の皇太子妃となった。しかし皇太子シメオンは一度も彼女の部屋を訪れることはなく、後日、シメオンがマリーという下働きの娘を愛していると判明。ほどなく国王が崩御し、ルクレツィアは王妃となった。そして側室となったマリーが懐妊。それでも王妃としての務めを果たそうと懸命なルクレツィアだったが、隣国に攻め込まれた王国は敢えなく陥落し…?
感想やレビュー
亡国の王妃という、少女小説にしては攻めた設定の主人公が新鮮。 最後はコバルト文庫らしい大団円。