一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方
加藤 俊徳
サンマーク出版
作品紹介、あらすじ
嬉しいお知らせです。私たちの大人の脳は、学生時代の脳に比べて、圧倒的に調子がいいんだそうです。
感想やレビュー
大人と子供では記憶する経路(方法)が違う。 大人→視覚、聴覚から情報収集し、理解したら覚える 子供→視覚、聴覚の情報を記憶し、その後理解をする。 大人は理解ができないと記憶に定着しない。 【記憶を高める方法】 ・アウトプットを前提に記憶する ・好きを絡める(ごほうび、趣味など)シータ波がでると覚えやすくなる ・喜怒哀楽などの感情を絡める ・毎日コツコツする(連続性) ・覚えたい事は何度も復習し、重要だと認識させる ・75時間は新たな習慣を作るのにかかる ・苦手なものは先ずは接点を作って興味を事から始める 私は視覚優位であり、活字からの方が理解できる。
帯の「脳の最盛期は50代って、知ってた?」に惹かれ購入。 日々脳の衰えを感じている私には大変勇気付けられる内容で腑に落ちた。 加齢により脳の仕組みが変わっただけ。年齢に合った効率的な使い方をすれば脳は何歳になっても成長できる!
参考ワード ■脳の中には高速道路と一般道路がある 仕事でよく使う脳番地のネットワークは高速化するが、ほかの脳番地を使用しないと脳全体が衰える ■脳は大人になると丸暗記出来ない 大人は理解系脳番地を使い、理解しようとすることで記憶することが出来る ■喜怒哀楽、特にポジティブな感情を伴うとシータ波がでて長期記憶になる 嫌な勉強の時は好きなモノと一緒に行うと25 ~50%も効率よく記憶出来る ■効率よく勉強するには、覚えたことはその日のうちに復習するのがベスト 復習はテキストの真ん中から。最初と最後は覚えていることが多い ■脳は好きなモノ、見聞きした事を記憶する 覚えたい知識とは親密度を上げること 関連情報や仕事での活かし方、本であれば著者の人間性など 難しい知識は簡単な参考書を先にパラパラ読んで顔馴染みになっておく ■2時間勉強するより毎日10分を12日間する方が効率的 ■脳が新しい勉強を受け入れて好意的に働き出すまでおおよそ75時間必要 ■知識で必要なのは、記憶すること以上に使いたい時に記憶した事を引き出せること アウトプットを意識。音読が有効。 ■就寝前に復習したらその後はスマホを見ない ■脳はデットラインが好物(20~50分) 10分単位で勉強することを区切ると集中できる