みのりさんの感想、レビュー
みのり
初めての洋書だ。読み終えた感想としては、慣れてないために文章についていくので精一杯で作品の深みを味わえたと言えるかわからない。しかし初恋のみずみずしさといった部分は明解で心に残るものであった。もう一度読みなおしたい作品だ。
イヴァン・セルゲーヴィチ・トゥルゲーネフ/沼野恭子
光文社
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今まで読んだ窪美澄さんの作品のなかではダントツで面白かった。。変わっていく家族に生じるそれぞれの感情がよく写っていた。最後の解説も読む価値あり。
窪 美澄
安心や励ましや転機となる言葉や態度をそっと差し出すのは血縁関係にある相手ではない、解説のこの言葉が核心すぎた。
それぞれの主人公の思う姿がありありと伝わってとても面白かった。どの作品も植物が出てきて、その花言葉とかも調べたくなると思う。
模試で読んだのを思い出し読了。この雰囲気のような作品が現代に書かれることはあるのだろうか。とても面白かった。
山田太一