ニックネームが設定されていませんさんの感想、レビュー
ニックネームが設定されていません
ダブル・トラップというタイトルが何を意味するのか、それが気になりながら一気に読み切った。
大沢在昌
集英社
Amazonで詳細を見る
死なない解決策はなかったのか、と思う。
天童荒太
登場人物が次々死んでいく。怒りや絶望に胸をかきむしって。この作者の抱えている思いは、自分の心につきまとっているものにとても近いと感じる。でも、胸をかきむしりながら生き続ける登場人物たちも見てみたい気がしている。
天童 荒太
被害者が静かに別世界へ移っていく描写を読んで、自分の欲している永遠の静けさに近いものだと感じた。
先が気になり一気に読んだ。 冷静さを失わないという設定の主人公が、自らのこだわりを推し進めることで犠牲が大きくなっていく状況については冷めた目で見てしまった。