夢と金
西野 亮廣
幻冬舎
感想やレビュー
参考ワード ■「夢」=「認知度」-「普及度」 ■「プレミアム」=競合がいる中での最上位の体験(日本車やBMW)、高級 値段を決めているのはお客さん 機能を販売している 「ラグジュアリー」=競合がいない体験(スーパーカー、カウンタック)、夢 値段を決めているのは取扱者 その商品を持つ(買う)意味を販売している ラグジュアリー=夢 は、皆が知っているけど普及度(持っている人)が少ないほど価値が上がる(モナ・リザは1000億円以上の推定価格) ■富裕層向けの商品(高価格帯)がないと全体の価格が上がる エコノミーが安いのは、ファーストクラスがあるから ■不足してる人(一般層)が求めているモノと足りている人(富裕層)が求めているモノの違いを知ること 機能を追い求めた先にプレミアムはあるが、ラグジュアリーは無い ■ハイスペックとオーバースペックの違い 「60点のラーメン」から「80点のラーメン」にすれば「200円値段をあげても納得」 「97点のラーメン」から「98点のラーメン」にしても「200円の値上げは高いと感じる」 商売の世界にプロ審査員は存在しない。 満足ラインを超えた技術(パフォーマンス)を「オーバースペック」=自己満足という。 ■商品を買う理由に「応援」という項目 ■正しいサービスよりも惚れるサービス ■顧客のファン化 「機能を買う顧客」と「意味を買うファン」 顧客をファンにして応援代を上乗せする ■ファンの作り方 「応援シロ」があるとファンを作れる 「応援シロ」=「目的地」-「現在地」 目標の現在進捗を晒し続けろ ■「不便」が「コミュニケーション」を生む 不便のない所にコミュニケーションは生まれない、機能で差別化を図れなくなった現代ではコミュニケーションは最大の付加価値 ■「必要な不便」と「不必要な不便」 不便とは「問い」であり、問いを解くためにコミュニケーションが生まれる(複数人で楽しむ不便) ■世界は最初に勝った人を贔屓する 世界は最初から持っている人を贔屓する 子供に初戦で勝ってもらいたいなら「ドリームキラー」にはなるな よく分からないから「やめておけ」 過去の経験から「やめておけ」 は絶対に言わないこと。中身を知れ ■「やりたい事」はある日突然降ってくることはない。突然「モチベーション」が湧いてくることもない。 ■やりたい事、モチベーションを 生んでくれるのは「小さな結果」 アクションを起こして 「小さな結果」が出た時 「もっと良くしたい」という 気持ちが生まれる。 それがやりたい事、モチベーションに 繋がる ■とりあえず行動しないと何も始まらない 何か行動するにはお金がかかる だから、まずはお金を得ること
大事な事
20240924読了 わかったようなわからないような。。。 すでに頭では理解していることがたくさん書いてある印象。だがしかし実戦はできていないことばかり。 クラウドファンディングに関することが多くを占める。 2023年4月発行 1年半前だが、その頃はそんなにクラウドファンディングはだめなものという評価だったのか。 過去のことはよく覚えていない。 この手の本は、発行されてすぐ読まないと、現実の情報は更新されているのに時代遅れの情報を頭に入れることになりかねないので注意!と思った。