琥珀の夏
辻村 深月
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
大人になる途中で、私たちが取りこぼし、忘れてしまったものは、どうなるんだろうーー。封じられた時間のなかに取り残されたあの子は、どこへ行ってしまったんだろう。 かつてカルトと批判された〈ミライの学校〉の敷地から発見された子どもの白骨死体。弁護士の法子は、遺体が自分の知る少女のものではないかと胸騒ぎをおぼえる。小学生の頃に参加した〈ミライの学校〉の夏合宿。そこには自主性を育てるために親と離れて共同生活を送る子どもたちがいて、学校ではうまくやれない法子も、合宿では「ずっと友達」と言ってくれる少女に出会えたのだった。もし、あの子が死んでいたのだとしたら……。 30年前の記憶の扉が開き、幼い日の友情と罪があふれだす。 圧巻の最終章に涙が込み上げる、辻村深月の新たなる代表作。
感想やレビュー
期待してたほどではなかった。 前半の幼少期時代の話が長過ぎ。
ミライの学校関係者は怪しい宗教関係者のように思う
母😀
純粋 森林 泉 子どもと綺麗で神秘的、癒やしのイメージがあるけど終盤は大人の顔、どうってことのないものだけど子ども目線で見ると不快になる顔等がわかり、リアル感はあったが、やや冗長。読むのがきつくなった。
5/30読み終わり。 うーん、私にはいまいち…。前半は特に丁寧な描写にダラダラ感を感じ、内容も、、かなぁ。小学4-6年の夏休みだけ、宗教団体ミライの学校の合宿に通った法子(弁護士)が、その敷地内で白骨化した遺体が発見されたというニュースを知る。小学生だった当時、合宿で仲良かった女の子が犯人だと訴えられ、その弁護士を務めるという話。