作家と楽しむ古典 好色一代男 曾根崎心中 菅原伝授手習鑑 仮名手本忠臣蔵 春色梅児誉美
島田 雅彦/いとう せいこう
河出書房新社
作品紹介、あらすじ
西鶴、近松、千柳、春水…魅惑の物語を味わい尽くす。粋に、そして艶やかに、江戸のベストヒット作が蘇る。「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」で新訳を手掛けた作家たちによる、最強の古典入門。
感想やレビュー
5つの古典を訳した作家さんが、どのように考え現代語訳を行ったのか説明している本。それぞれざっくばらんにわかりやすく説明しているが、各古典への尊敬の念や愛情が深く伝わってくる。 どのように訳せば意図がきちんと、よりわかりやすく伝わるのか。こんなにも考えられてるんだなぁと、実際の訳本を読みたくなるし、浄瑠璃にも興味がわいた。
1