モネのあしあと
原田 マハ
幻冬舎
作品紹介、あらすじ
マネ、ドガ、ルノワール。誰もが知る「印象派」だが、モネの『印象ー日の出』が「印象のままに描いた落書き」と酷評されたのがはじまりだ。風景の一部を切り取る構図、筆跡を残す絵筆の使い方、モチーフの極端な抽象化など、まったく新しい画法で美術界に旋風を巻き起こしたモネ。その波乱に満ちた人生を、アート小説の旗手が徹底解説。
感想やレビュー
良い
美術館に行ってモネの絵を見たくなる本
著者が辿ったモネの生涯と作品を印象派の時代背景と共に解説した一冊。 モネの創作活動の様子を垣間見た気分で、優雅な読書体験だった。モネは幸せな画家だったのですね。 オランジェリー美術館の睡蓮観に行きたいなぁ。 著書『ジヴェルニーの食卓』読まなくては。