本心
平野 啓一郎
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
母を作ってほしいんですーAIで、急逝した最愛の母を蘇らせた朔也。孤独で純粋な青年は、幸福の最中で“自由死”を願った母の「本心」を探ろうと、AIの“母”との対話を重ね、やがて思いがけない事実に直面する。…格差が拡大し、メタバースが日常化した2040年代の日本を舞台に、愛と幸福、命の意味を問いかける傑作長編。
感想やレビュー
マザコンもので面白くない
自分がどう人生を送っていきたいのか、 など色々考えた。
母のバーチャルフィギアなんて… そんな時代怖いわ~
亡くなった母のVFを作るなんて異常だと最初に抱いた気持ちが読み進めるほどに薄れていき、最初は真っ暗だった彼の人生が人との繋がりを持ち、心を開いて、痛めて、それでもまた自発的に動き出していく姿がむしろ羨ましくさえ思った
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