公開処刑人森のくまさん
堀内公太郎
宝島社
作品紹介、あらすじ
公開処刑人「森のくまさん」。犯行声明をネットに公表する連続殺人鬼だ。捜査本部は血眼で犯人を追うが、それを嘲笑うかのように惨殺は繰り返され、世間は騒然となる。殺されたのはレイプ常習犯やいじめを助長する鬼畜教師など、指弾されても仕方ない悪党ばかりで、ネットには犯人を支持する者まで出始めていた。一方、いじめに苦しみ、自殺を図ろうとした女子高生の前に、謎の男が現れ…。
感想やレビュー
犯人は思った通りの人物だったりで正直あんまりひねりはないけれど、逆にそれが安心感にもなっているのか、惨殺な描写もあるのにあんまり嫌悪感なく読了。
ネタバレを読む
ユーモラスな題名に惹かれ手に取る。 頁を捲ったとたん読みやすさも手伝いスイスイ読了。 面白かったが、殺人鬼「森のくまさん」が誰なのか割と早い段階で分かってしまいちょっぴり物足りなさを感じた。 最後の薄気味悪さはそのまま続編につながるのか?