トオルさんの感想、レビュー
トオル
キラキラの表紙に魅せられ、手に取った一冊です。 本当に様々な17の短編から成る本書、共感できるものから、理解が難しいものまでありました。
一穂 ミチ
講談社
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五つの短編から成る本書は、まさにタイトルの通り、汚れた手をどこで拭くか、という選択をが非常に大事だなということを痛感させられる一冊でした。 日常で起こり得ることと、それに対して自分でも行いそうな選択が描かかれていますが、それによっての結末を読むと、ゾワッとすることが多かったです。 特にのお気に入りは『ただ、運が悪かっただけ』と『ミモザ』です。
芦沢 央
ずっと読みたかった本が待望の文庫化となったため、手に取りました。 大阪夏の陣で家康を追い詰めながら、わざと仕留めなかった真田幸村。 「なぜ幸村は仕留めなかったのか、なぜ真田は戦国最後の戦いでここまで活躍できたのか」を様々な視点から描がかれ、最後は家康が探偵役として犯人と対峙するという歴史ミステリーです。 史実がベースながら、本当にそうであったかのように思わせる物語は圧巻で、読んで良かったと思える一冊です! (真田信之と毛利勝永のイメージが変わりました笑)
今村翔吾
広報部に配属された結子の奮闘を綴ったシリーズ三作目(最終巻)です。 大地震の発生から少しずつ立ち直っていく様子が描かれてているため、前向きな気持ちになれるのと同時に、筆者の想いでもある『震災の記憶を残す』というのを感じた一冊です。 読んで良かったと思えるシリーズでした!
天祢涼