BUTTER
柚木 麻子
新潮社
作品紹介、あらすじ
男たちの財産を奪い、殺害した容疑で逮捕された梶井真奈子。若くも美しくもない彼女がなぜー。週刊誌記者の町田里佳は親友の伶子の助言をもとに梶井の面会を取り付ける。フェミニストとマーガリンを嫌悪する梶井は、里佳にあることを命じる。その日以来、欲望に忠実な梶井の言動に触れるたび、里佳の内面も外見も変貌し、伶子や恋人の誠らの運命をも変えてゆく。各紙誌絶賛の社会派長編。
感想やレビュー
592ページ読破の達成感とバターの濃厚さで満腹。途上里佳と一緒に自分も太っていくような錯覚に陥った。 曾て巷を賑わせた某事件を彷彿とさせ、こってり重ための内容。 登場人物皆各々闇を抱えているが、人は弱くも前に進む強さも併せもつのだと、最後は少し救われた思い。 極力マーガリンではなくバターを使うようにしようと思い、早速バターを買ってきた。(笑)
アラフォーの独身達に響く作品。何を拠り所に生きていくのか
長編長編。
少々想像してたのと違うけど
・めっちゃおもろかった! ・ミステリーなのかなんなのかジャンルがよう分からんけど、よく読む小説とは雰囲気が違って魅力的やった