国商 最後のフィクサー葛西敬之
森 功
講談社
作品紹介、あらすじ
「高い日本の鉄道技術を世界に示したい。米国をはじめリニアを海外に輸出したい」そう願い、周囲に語ってきた。超電導リニアの実現は、葛西の最後の望みだったー国鉄分割民営化で革マルと手を組み、右派・日本会議の黒幕として安倍晋三を裏で操ったJR東海「総帥」の実像。実名証言で綴る国鉄改革裏面史。
感想やレビュー
JR東海を治めた葛西を描く。保守政治との関係は興味深いが、リニアへの漠然とした肩入れは根拠が弱い。ゴシップと割り切れば面白い。
政治が絡んでたけど、国の行く末を考えてたのは事実かな。