ゴールデンスランバー
伊坂 幸太郎
新潮社
作品紹介、あらすじ
衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていないー。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。
感想やレビュー
主人公を陥れようとする得たいの知れない巨大な何かが何なのかは全く明かされず、逃亡劇をひたすら描く。幾度もの危機を本人の賢明で極めて冷静な判断と行動力、ときに周りからの援助によりくぐり抜けていく様に惹き付けられページをめくる手がとまらなかった。
1
よかった
逃走中の姿はハラハラと続きが気になった少し話が長くも感じたが、後半の伏線回収はお見事ラストのシーンは気持ちよかった。
登場人物の視点が変わっていくのは面白かったが少し話が長いため回りくどく終わり方が綺麗に終わらないのが少し苦手