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希望の糸

希望の糸

東野 圭吾

講談社

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作品紹介、あらすじ

小さな喫茶店を営む女性が殺された。加賀と松宮が捜査しても被害者に関する手がかりは善人というだけ。彼女の不可解な行動を調べると、ある少女の存在が浮上する。一方、金沢で一人の男性が息を引き取ろうとしていた。彼の遺言書には意外な人物の名前があった。彼女や彼が追い求めた希望とは何だったのか。

感想やレビュー

今回は、松宮君が主役。 加賀シリーズは、最後に泣かせる展開が多いので好きです😌💓

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3本のストーリーを軸に話が絡み合っていった。 メインの登場人物は、「子供を亡くした汐見行信」「料亭旅館たつ芳の女将芳原亜矢子」「亜矢子の腹違いの弟である刑事松宮脩平」

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ページ数は450頁と決して少なくないのですが、それを感じさせない位に読みやすく、のめり込んだ一冊です。 家族の絆と希望は素敵だと思います!

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東野圭吾さんの【加賀恭一郎】シリーズ 現時点(R5.5.11)で、シリーズ最新作の11作目にあたります。 初めて手に取りましたが・・・面白かったぁ(*゚∀゚)っ  文章が読みやすくサクサク進む中、自分なりに推理していきましたが、、、あまり当たらなかった(笑) 途中からでも十分楽しめましたが、機会があればシリーズ第1作目の『卒業』から順に読んでいきたい♪

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人にはそれぞれ考えてることがあって、理想があって、隠してることがあって、、 親は子に愛情をしっかり伝えることで子は安心し、恋愛でも様々なことを伝えることが大切。 東野さんの本はエピローグから想像もつかない結末になるのがおもしろい。 今回も良きでした!

1つの事件でここまで続きが気になる作品が書ける東野圭吾さんはやっぱりすごいなぁ…と思います。 いつも図書館や本屋さんで何が読みたいかわからない時はとりあえず東野圭吾さんのなら間違いない!と思って手に取ります。 この作品は産みの親か育ての親か…という内容が事件の真相に関わってきます。 「元々はどこの誰の受精卵だろうが、自分で産んだ以上は自分の子供だとしか思えない。遺伝子なんて関係ない。」という育ての親のセリフがありました。体外受精で子供を授かった私もその通りだなぁと思うのですが、男性は違うのかな…。血をそんなに重要視するのかなぁと。 あと病院の対応はありえなさそうかな…と思いました…。 自分が関わった体外受精とかが気になってそんな感想を抱いてしまいました…。 でも、加賀恭一郎シリーズで一番泣けたのは「祈りの幕が下りる時」でした。

ネタバレを読む

12/20 読み終わり。面白かったー!やっぱり人間関係や感情の描写がとても上手い。予約したのがかなり前で、順番待ちが長かったので、加賀恭一郎シリーズということをすっかり忘れてた。でも今回は、事件解決には、加賀よりも松宮刑事が活躍。松宮の生い立ちと父親も判明した。 独身の中年女性が、自分が経営するカフェで殺害された。犯人はやがて自供して、被害者の元夫の内縁の妻であったが、何故殺害したのか松宮刑事が調べていくというもの。

糸が繋がつながってて良かった。 親子関係という繋がりに悩み希望を抱き苦しみ、糸の先はどこに繋がって居るのか。 自分が居て良かった。知らなくても良かった事かも知れないけど、知ったからまた違う思いや安心がもたらされる事もあるなー

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