〈文庫〉ひなた商店街
山本 甲士
潮出版社
作品紹介、あらすじ
売れないアクション俳優を辞めた近江貴仁は、佐賀に帰省して親戚が営むおでん屋で働き始める。しかし、そこは5店舗しか残っていないシャッター商店街で、更地にして企業誘致するという計画もささやかれていた。そんなときに、地元テレビ局の食レポがあり、文具店に居候する女子大生、鳥屋菜実にそそのかされた貴仁は忍者装束で対応したところ、思いも寄らない方向に評判が広がって、引くに引けなくってしまい…。
感想やレビュー
5
調子良すぎ👊
スーツアクターの仕事に見切りをつけた主人公が、ひょんなことから故郷の商店街を活性化することになるエンタメ小説。 巻き込まれ型の主人公が、思いの外ポジティブな性格なのが良かった。