むらさきのスカートの女
今村夏子
朝日新聞出版
作品紹介、あらすじ
近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性のことが、気になって仕方のない“わたし”は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導する。『あひる』、『星の子』が芥川賞候補となった話題の著者による待望の新作中篇。
感想やレビュー
「私」とたまに遭遇する少し変わった「むらさきのスカートの女」。彼女と「私」が交流していく話なのかと思いきや…。読み進んでいくうちに何かが可笑しいことに気づく傑作。とりあえず最後まで一気読みしてほしい。
3
2023年6月19日
作者がミステリアス でいてクレイジー 話の内容はおもしろかった。 たまに『クスッ』と笑えるところもあった なんだか不気味な感覚で終わる またこの変な作者の本が読んで見たくなった
むらさきスカートの女は近所でも有名だった。黄色いカーディガンの女は彼女に興味心身で自分が働くホテルに就職するようにしむけ彼女を観察。所長との不倫備品の盗難がバレて逃走。最後は行方不明になる