そして、バトンは渡された
瀬尾 まいこ
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない“父”と暮らす。血の繋がらない親の間をリレーされながらも出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つときー。大絶賛の本屋大賞受賞作。
感想やレビュー
優子は親が何度も代わり、一見不幸のように思うかもしれないが、それぞれの親に愛情をたくさん貰っていて心が温かくなる物語だった。森宮さんに何度も結婚を反対されるが、最終的にOKをもらい、優子のことを一番に考えた選択を森宮さんが悩みながらも選んだことに感動した。結婚式当日、バージンロードを森宮さんと歩くと言った優子と森宮さんの最後の会話に泣きそうになった。結婚式の朝、優子に作ったオムレツのサンドイッチを作ったという話は、物語終盤でわかるが、実は最初の1ページがそのシーンで始まることに気づき、幸せな気持ちになった。
なかなか感動ものだった。血の繋がりってなんなんだろうね。
中学生?などに読んで欲しい本との帯もあって購入。 ほのぼのとしてよい。たまたま映画も並行して観る。若干違ったがそれぞれよい。森宮氏の思いは参考になった。
泣いた 森宮さん
血の繋がらない親がここまでできるか。主人公がものわかりがよすぎて違和感。子育てってそんなに簡単じゃない。
面白かったので、映画も見た映画も良かった。
面白かった! 子どもへの愛し方を考えさせられる。
素晴らしかった
親が三回も変わった優子。 最後の父親である森宮さんは血が繋がっていないが、 穏やかな優しさがこれ以上なく伝わるお話。
優子の優しさとたくましさにとても感動しました!瀬尾さん作品はすべて感動できます。優子と旦那さんのその後が気になる〜!
とても暖かくてとてもお腹が空くお話 うちはもう両親他界しているので、唯一の家族の姉にもう少し優しくしてあげようと思った
2019本屋大賞 映画 永野芽郁 田中圭 石原さとみ