トオルさんの感想、レビュー
トオル
植物のことをあまり知らない自分が読んでも、綺麗な植物の写真とそれを用いて作る美味しそうなご飯の数々には心踊りました。 それでいて甘い恋愛小説なのにはビックリしました。読みやすかったです!
有川浩
幻冬舎
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『ミステリー頂上決戦』のフェア対象本となっていたので手に取りました。 1979年に発売された作品の新装版で、内容は当時のままのようですが、時代を感じさせない読みやすさでした。 物語は商社に勤める二人の女性社員の手記を軸に展開していきますが、途中で様相がガラリと変わるのが面白かったです! ミステリー頂上決戦を表す帯は「レジェンド」でしたが、その通りの作品です。
松本 清張
新美南吉の様々な作品が読める一冊です。 『ごんぎつね』・『手袋を買いに』・『狐』の狐三部作(『ごんぎつねの夢』で紹介されて知りました)や詩が収録されており、全体を通じて読みやすかったという印象です。 ますます、新美南吉記念館にいきたいと思いました。
新美 南吉
今野敏さんが描く他警察シリーズを読んでみたいと文庫新装版である本書を手に取りました。 連続殺人の現場で目撃され続けた美少女・リオ。警察は犯人として容疑を固めつつある中、樋口警部補だけは直感で彼女が犯人ではないと思い、独自の調査を進めていく、、、 隠蔽捜査シリーズの竜崎とは違った方向ではありますが、本シリーズの樋口も良いキャラでした。
今野敏
碓氷優佳シリーズ第6弾が文庫化となったため、手に取りました。 キャンプ場にて奥野の殺害を目論む三原、その顛末について三原から相談を受けて見守ることとした芳野の視点から描いている、という少し変わった構図の作品です。 三原が仕掛けたトラップを涼しい顔で阻止する優佳という展開はいつも通りでしたが、いつもより犯人が物足りない?と思っていたところでの最後の展開はなるほど、と感じました!
石持浅海