有栖川有栖に捧げる七つの謎
一穂 ミチ/今村 昌弘/白井 智之/青崎 有吾/阿津川 辰海/織守 きょうや
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
予想をはるかに超える名編ばかり それにしても、ここまでやりますか⁉ ーー有栖川有栖、思わず脱帽 レジェンドへのリスペクトを胸に 人気作家7名が全力執筆! 真正面から挑戦する超絶技巧の本格ミステリから、 女子高に潜入する火村とアリスや 不可解なダイイング・メッセージに挑む 江神たちEMCの面々まで。 「気鋭の作家が本気で遊んだら、 こんなものを書いてしまうのか⁉」と 有栖川有栖を感嘆させた一度限りの豪華トリビュート。 有栖川有栖による解説を収録。 【目次】 〇青崎有吾「縄、綱、ロープ」 →火村は推理だけで犯人の使用した道具を見抜けるか 〇一穂ミチ「クローズド・クローズ」 →火村とアリスが女子高に潜入! 制服盗難事件の真相は 〇織守きょうや「火村英生に捧げる怪談」 →都内のバーで怪談を語る男。次第に雲行きが怪しくなり…… 〇白井智之「ブラックミラー」 →殺人事件に巻き込まれた作家志望者の前に現れたのは…… 〇夕木春央「有栖川有栖嫌いの謎」 →有栖川作品をすべて読んでいるのに酷評する男。一体なぜ? 〇阿津川辰海「山伏地蔵坊の狼狽」 →山伏が街に戻ってきた! でも様子が変で…… 〇今村昌弘「型取られた死体は語る」 →江神たちがダイイング・メッセージを巡って喧々諤々
感想やレビュー
有栖川有栖デビュー35周年記念 トリビュート企画♪( ´∀`)人(´∀` )♪ 豪華7名の作家たちが描く《有栖川ワールド》! どの作品も、味があり面白かったです☆彡 お気に入りは、 *クローズド・クローズ(一穂ミチ) *有栖川有栖嫌いの謎(夕木春央) 読み終わったときには、有栖川有栖さんの作品が読みたくなる1冊です♪彡
有栖川有栖に関する内容をお題として、人気作家7名が描き下ろしを行った豪華なアンソロジーです。 どの作品も面白く、とても読み応えのある素敵な一冊でした! その中で特にお気に入りなのが以下2作です。 『クローズド・クローズ』著:一穂ミチ 『有栖川有栖嫌いの謎』著:夕木春央