〈最高においしい小説〉シリーズ第三作目。 ふんわりとした優しさ溢れるストーリーで、「夕凪寿司」との店名に違わず、来店者と読者の心をやんわり凪いでいく。 読了後はすっかり大将・さやかさんの絶品お寿司と人間性の虜に。 来年の抱負…MUSTを無くしていきます✊笑

面白かったー！ 専属モノマネ芸人の置かれた立場や心理描写が実にリアルで、さすが芸人出身作家ならではの筆才。 また、モノマネ芸人達の絶妙なネーミングセンスには笑い過ぎてお腹一杯。笑 ラストの伏線回収もお見事。レベルの高いエンタメ小説で大満足。

表紙のイメージに違わずコメディ色濃いめのミステリ。 ここまで攻めた番組はあまりに非現実的で苦笑するも、うまく纏まった構成には感心。若干の消化不良は否めないが、生放送という設定がよりハラハラ感を増幅し最後まで楽しめた。映像化したら面白そう。

美味しくて心身温まるお仕事小説。 『キッチン常夜灯』のような店の常連になることに憧れる。笑 洋食チェーンで働く人達の想像を絶する過酷な労働環境に驚愕するも、つぐみの仕事に対する向き合い方にはいたく共感した。私も頑張ろう。