komemoryさんの感想、レビュー
komemory
柚月ファン必読、感動感涙のエッセイ集。 作品にかける著者の思い、震災の想像を絶する体験談から、人生のバイブルと言っても過言ではないメッセージが届けられる。
柚月 裕子
文藝春秋
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幕末の横浜を舞台にした恋愛ミステリーと位置づけしたい。ただ幕末感はあまりなく、ラシャメンとして生きる女性の生き様とミステリ要素を絡ませており、乱歩賞の価値は認めるが、個人的にはイマイチか。
霜月 流
テーマ的に地味で固いところはあるが、政治家の裏の部分が見えかくれするところは思わず共感。著者のうまさが光ってる。政治家秘書と監禁事件がどう関わってくるか、読み進むに従って徐々に分かってくるがそうきたか!と納得の結末。また、読後はきっと政治家がさらに信用できなくなること請け合い!
真保裕一
元ザ・リガニーズの著者が、プロデュースしてきた私たちがよく知っているアーティスト、よく聴いてきた楽曲の、こんなことがあったのか!というエピソードが面白く感動的。私たちの世代なら必読の一冊。様々な苦労からヒット曲が生まれてきたんだなぁとしみじみ😌
新田 和長
タイトル(原題:Collector)からして、アートミステリーかと思いきや、スパイ小説のようなストーリー。アートの部分やクラシック音楽を取り上げたところにはホッとするも、期待はずれに終わった。フェルメール「合奏」も結局行方不明のまま。でもロシア×ウクライナ情勢を取り上げているのはリアリティあり。
ダニエル・シルヴァ/山本やよい