70歳が老化の分かれ道
和田秀樹
詩想社
作品紹介、あらすじ
現在の70代の日本人は、かつての70代とはまったく違う。格段に若々しく、健康になった70代の10年間は、人生における「最後の活動期」となった。この時期の過ごし方が、その後、その人がいかに老いていくかを決めるようになったのだ。70代に努力することで、要介護になる時期をできるだけ遅らせ、晩年も若々しさを保つことができる。ただ、70代には特有の脆弱さがあることも事実。無自覚に過ごしていれば、自然と老いは加速していく。そのため、老いを遠ざけようと意図的に生活することが求められる。老いを遅らせる70代の生き方とはいかなるものか。30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わってきた著者が説く。
感想やレビュー
割と当たり前のことばかりだった。 でも、早くから趣味を持つこと、それも無理やり持つこと、というのはなるほど、と思った。段々何を趣味にしていいのか判断がつかなくなってくるらしい。 毎日体を動かすことも大事。 あと、肉を食べること。 薬のせいであまり具合悪いなら、減らすように先生に頼むといいって。QOLだね!
参考になった
20220624完読
当たり前のことを書いているのであるが、読んでみるとなるほどと思う本。老後の生き方を考えるには参考になる。
やはり仕事を続けることは良いことと思った。コレステロールはあまり気にしなくてよいことや、男性ホルモンのテストステロンが良いこともわかった