流星の絆
東野 圭吾
講談社
作品紹介、あらすじ
何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。
感想やレビュー
正直言って最高の本だと思った。 ミステリーとしての完成度、オチの付け方、登場人物の心理描写。君のすい臓を食べたいを読んだ時以上に衝撃が走った。ミスリードにははまったし、推理も外していた。功一のような人物に最初は憧れていたが、やっぱり行成のように仕事熱心で真面目で素直な人間が一番いいのだと気付かされた。もちろん、損をすることもたくさんあるだろうけど、それでも最後に祝福されるのは確実にそういう人物なので、自分もより一層頑張りたいと思った。たまたま手に取って今この作品を読むことができて最高に幸せだと思う。
1
5/13読み終わり。とても良かった。大好きなドラマだったし、犯人も分かってるんだけど、人の気持ちの描写とかほんとに素晴らしくて。戸神行成さんの真っ直ぐさが特によかった。もっと他の東野圭吾の作品も読みたい。