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虚構推理 逆襲と敗北の日

虚構推理 逆襲と敗北の日

城平 京/片瀬 茶柴

講談社

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作品紹介、あらすじ

「それは巨大で、凶暴で、獰猛で、何より場違いな亡霊だった」警察に呼び出された琴子と九郎。二人と因縁深い桜川六花が、奇妙な連続転落死事件に居合わせ、容疑者になっているという。六花が二人を前に語ったのは、異郷の野獣キリンの霊による殺戮劇だった。琴子たちは彼女の無実を証明すべく調査を始め、事件の背後にある悍ましい「呪い」の存在を知ることとなるー。

感想やレビュー

城平京「虚構推理 逆襲と敗北の日」読了。 大好きな虚構推理シリーズの新作。 なのにこの俺としたことが去年の12月に刊行されていたにも関わらず買っていなかったという失態。チェック不足だったぜ。 さて、今回はどんな難題が岩永琴子に降り掛かるのかと言うと、キリンの亡霊が山中に現れ、山登りに来ていた若者4人のうち3人を崖から落として殺したといった内容。 気を衒ったように見えるお話だが、なぜキリンの亡霊が山中に出るのかもしっかりとした設定があり、謎の解決までしっかり楽しめた。 が、今回のはいつもより謎解きが意外とあっさりとしてたなと感じていたのだが、ふむふむ、最後そう来たか。いいねえ。 これまでの巻で琴子と九郎は恋人同士ということだったが、琴子に対して九郎はなぜかつっけんどんにしていた。その理由が語られる。 今回のクライマックスはここだね。 うーーーん、良い。 今まで九郎にはそんなに肩入れはなかったのだが、うん。九郎、いいぞ。かなり好きになった。 次の巻も楽しみだ。

城平京「虚構推理 逆襲と敗北の日」読了。 大好きな虚構推理シリーズの新作。 なのにこの俺としたことが去年の12月に刊行されていたにも関わらず買っていなかったという失態。チェック不足だったぜ。 さて、今回はどんな難題が岩永琴子に降り掛かるのかと言うと、キリンの亡霊が山中に現れ、山登りに来ていた若者4人のうち3人を崖から落として殺したといった内容。 気を衒ったように見えるお話だが、なぜキリンの亡霊が山中に出るのかもしっかりとした設定があり、謎の解決までしっかり楽しめた。 が、今回のはいつもより謎解きが意外とあっさりとしてたなと感じていたのだが、ふむふむ、最後そう来たか。いいねえ。 これまでの巻で琴子と九郎は恋人同士ということだったが、琴子に対して九郎はなぜかつっけんどんにしていた。その理由が語られる。 今回のクライマックスはここだね。 うーーーん、良い。 今まで九郎にはそんなに肩入れはなかったのだが、うん。九郎、いいぞ。かなり好きになった。 次の巻も楽しみだ。

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