令和5(2023)年度の農産物活用業務の心構えのための参考図書になった。
根本だけどとても大切な以下の考え方を身に刻んだ。
・「食べるモノ」ではなく、「食べるコト」に消費者は「価値を見いだす」。
・そのために「食」と「農」をつなぐ。美味しい、幸せ
・消費者目線でどうしたら「買いたくなるか」を考える。
「買う」と言い換える、何故で発想する、食べるコトをイメージする、顧客を作ると考える、自分が生産したものを自腹で買ってみる
・知覚感覚をいかに高めるか。ブランド、見える化、言える化、物語、掛け算、陳列、価格
・ブランド化は土台。それがあるのが前提で、販路拡大が出てくる。
・いかに個性を出すか
味覚・香り・食感、形状、サイズ、色、パッケージ、生産方法・栽培方法、肥料・餌、品質基準、生産場所、ずらし、ストーリー化、利用シーン用途の限定、売る場所、逆張り
・農業の体験価値を伝える。一定数の農村観光に魅力を感じる人々を確実に引き付ける方が遥かに効果的。消費地に行くより産地に来てもらおう。
農村感観光に惹かれる人の特徴
現地の人々との出会い・交流、自然、学び、体験、その地域ならではの商品や食
農業×観光、×飲食業
特徴
小規模志向、健康志向、食の口コミ発信源、グルメ志向、環境志向、リピート志向が強い
第7章どうすれば六次産業化は成功するのか、の誤解の項目にバッチリ当てはまった考え(規格外品の活用のために六次産業化をする)を自分で持っていて、ギクッとした。
が、安易な考えは禁物!を前提としつつ、
新規開拓をした方がいいのでは?という考えを持つべきであることは変わらないと思った。
何回か読んで作戦を考えたい。海さんならどうするだろうか。