東京の台所
大平一枝
毎日新聞出版
作品紹介、あらすじ
「不思議と、どんなに疲れていても、家に帰ったら料理をしたくなるんです。そのときは絶対煮込み料理ね」。日本茶喫茶店主の台所、今はなき阿佐ヶ谷住宅の台所、多国籍シェアハウスの台所、七十代・ひとり暮らしの台所、インドマニアの台所、ホームレス夫婦の台所…暮らしの現場から描かれる、50人の“食と人生”の物語。単行本を加筆・再構成した決定版!
感想やレビュー
面白い 視点で捉えられていると思った…何を食べているかなんてこともそれほど大切じゃない。きゅうりをかじっていても家族が笑って食べていたらそれが一番幸せなんですよという一節が好きでした