貧しき人々
フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス/安岡治子
光文社
作品紹介、あらすじ
中年のしがない下級役人マカールと、天涯孤独な娘ワルワーラ。二人は毎日手紙で励ましあい、貧しさに耐えている。互いの存在だけを頼りに社会の最底辺で必死に生きる二人に、ある日人生の大きな岐路が訪れる…。後のドストエフスキー文学のすべての萌芽がここにある。著者24歳のデビュー作、鮮烈な新訳。
感想やレビュー
ドストエフスキー、こんなに面白い本書く人だったの?マカールさんとワーレンカな往復書簡はまるでアントンと私のテレグラムでのチャットのようで泣けてくる。